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独立するリアル2

書ききれず、分けています。凄い長いので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

前回のブログは『予算オーバーなんて、秒だよ』というところまででしたが、内装に関してデザイン業者をいれるとより予算が跳ね上がります。

 

私は実家が建築関係です。

 

1番良かった点は、

 

ズバリ設計は自分で出来たという点だけでした。

素人ですが、デザイン会社とかに頼らず自分でやったのでまずそこを節約しました。

 

素人なので、完成してから良し悪しはかなりありました。

 

照明なんて予測がつかなくて特に不具合だらけでした。

 

やはりプロに任せないといけない部分も正直ありました。

 

もしかしたら、周りからは優遇されてるようにみえますが、実は

 

「お前も人使うんだったらわかるよな?」

 

の一言で悟らさせられました。

 

身内だろうと割引一切ありません。なぜかって?親も人を使って仕事をしている分、割り引くのはリスクになるし、独立ということを厳しさで教えてくれてたように思います。

 

正直クッッソ厳しい人なので、そんな甘えた独立を独立と認めてくれません。

 

 

唯一優遇されてた点といったら。

 

 

『文句言える』『施工を自分でできる』のみです。

 

だって身内でも割引なしの代わりにあれこれ文句言えるだけですし、職人の仕事減らすことで節約になるくらいですから。

 

私は工事に参加し、節約できる場所を探してほとんど自分で施工しました。もちろん、職人さんに教えてもらいながらやったところもたくさんあります。

 

普通だったらできないかもしれませんが、身内だから節約のために自分がやることで節約しました。

 

絶対職人に任せた方が綺麗になるのは大前提ですが。

 

わかってても費用を抑えたくて自分のスキルで出来る範囲は自分でなんとかするしかなかったのです。

 

そして、内装工事費は必ずトラブルが起こります。

 

水圧が弱い。そしたら配管工事。

 

エアコンが弱い。新たに新調。そして、動力電量の追加で基本料金アップ。

 

和式トイレからの洋式仕様へ変換。

 

給湯器がないためボイラー新調。

 

など、物件によって美容室を作り出すまでに相当な想定外を繰り返します。

 

 

予想外の出費が軽く200万超えたりします。

 

 

物件契約しても後からわかることがいっぱいあります。

だから工事を進めながらどんどん予算オーバーします。

 

ほぼ100%何かしらのトラブルが絶対おきますし、なかったら本当にラッキーと喜んでいいと思います。

 

工事で予算オーバーしたら今度はオーバーした分をどこで削れるかになってきます。

 

材料?

 

いや、お客様の触れるものはケチりたくない。

 

椅子などの備品や道具、薬剤などは絶対ケチりたくありませんでした。

 

食器や、インテリア関係も100均とかは使いたくなかったし。

 

結局、独立するときに妥協出来るところってほとんどない。

 

そしたら、シャンプーやトリートメント、アウトバスだけでも100万超えました。

 

震えますよ?

 

店販もふくめてですが、他にもカラー剤やパーマ液、その他諸々でさらにプラス。

 

こだわればこだわった分だけお金がかかります。

 

運転資金なんて残せるのだろうか?

 

かなり追い込まれましたが、だから頑張れたし、追い込まれてたから踏ん張りが効いたんだと思います。

 

開業したからには気合充分!

 

なんだったら勤めていた時よりも体力の限界まで自分を追い込みました。

 

営業時間外も受け付けてましたし、受けきれない予約は定休日の日も対応してました。

 

予約は一週間先まで埋まり、1日通して休憩も全くなく、トイレに行くのもやっとで、電話来たらいけないから子機をトイレに持ち込んでいました。

 

それだけ時間に追われて1日を過ごしました。

 

本当だったら独立したら、予約空いたら一旦店を閉めてゆっくり外食でもしようかな笑

 

とか、一人サロンの自由気ままな美容師ライフを手に入れるかと思いきや、性格上、外出中に急な来客があったらどうしようとか考えたら全く外食どころではありませんでした。

 

ですが、これはありがたいパターンです。

 

決して自慢ではありません。

 

お店の準備中に対応できなかったお客様たちが一気に押し寄せるとこうなります。

 

一人ではお客様が捌ききれないほど来店してくださるのですから。

 

むしろ暇だったらやる気充分空回り、本当に精神やられます。

 

だって予算オーバーだし、売上の見込み超えなかったら青ざめるし、返さなきゃいけないものはずっとあるし、こけたらアウトだし。

 

これが一人でやる営業なんです。

 

そして、予想外の出来事はまだあります。

 

オープン前に両足骨折。最悪です。

 

立ったら一歩も踏み出すことができないレベル。

 

どれほど一人でやる営業が辛かったことか。。。

ワインディングや立ってやる技術は油汗うかせてサロンワークしてました。

 

だから人を雇ったときに利益とかどうのこうのとか考えずに、素直にいてくれるだけでありがたいという気持ちになれました。

 

 

僕の独立もブログだけでは書ききれないほどまだまだたくさんの試練がありますが、これらのことからどれだけ店舗を持つことがリスクがあるか分かりますか?

 

そして、シェアサロンがどれだけ安全に独立できるかわかってもらえるとありがたいです。

シェアサロンを利用することが甘えではありません。

 

賢く美容師を続けていける場所をつくりたかったので、かっこ悪いことでもありません。

 

 

フリーランスは独立ということなので覚悟が必要です。厳しさというところも理解した上でフリーランスという選択をして欲しいです。

シェアサロンのデメリットは投資が少ないからすぐ辞めることができる。

 

借り入れして店舗を持つのとは気合の入り方がどうしても差が出やすいところです。

どの職種も楽で儲けるなんて絶対ありえません。

 

やれる人とやれない人は行動で決まります。

 

業務委託の集客をお店に頼ってこれからも生きていきたい人には無関係ですが、業務委託サロンも多分10年はもちません。

 

そしたら低価格で提供してたスタイリストは未来があるのでしょうか?

 

今はいいでしょう。若いから。

 

年取って同じクオリティの仕事できますか?

 

年取ってお客さんが減らない自信ありますか?

 

そもそも体力的にこなせなくなりませんか?

 

 

業務委託の低価格を私は否定はしませんが、長い目で見たときに『これでいいのか?』と将来性を不安視してしまいました。

 

一回下げた単価を戻すのは相当です。

 

集客をお店に頼るよりも、自分の苦労して身につけた技術を未来に向けて使って欲しいです。

 

リスクが少ないですが、だからいつでも辞めれる!くらいの人には成り立ちません。

 

お客様のためにパフォーマンスが最大限にできて、自分にも対価が返ってくる最大の魅力。

 

お客様は最後まで担当が同じなので、安心感や満足感が。

 

美容師側も何にもとらわれずに自分の最大限の技術が提供でき、報酬も効率よく出せる。

 

私は利用してもらえるだけで満足。

 

原点に戻りますが、お客様は担当美容師さんがいなくなると本当に絶望します。

 

だから美容師を長く出来るシステムや環境を考えました。

 

お客様のためであり、美容師のためにありたい。

 

そんな願いを込めた場所です。

 

長々とすみませんでした。

 

https://junkuwabara.com/?p=20226 

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